2009年06月20日

立体配座(りったいはいざ、Conformation)とは

立体配座(りったいはいざ、Conformation)とは、単結合についての回転や孤立電子対を持つ原子についての立体反転によって相互に変換可能な空間的な原子の配置のことである。

二重結合についての回転や不斉炭素についての立体反転のように通常の条件では相互に変換不可能な空間的な原子の配置は立体配置という。

立体配座は結合の回転に起因する自由度により、その取りうる状態の数が規定される。したがって、取りうる立体配座の数は低分子から高分子へと分子を構成する単結合が増えるにつれて爆発的に増大する。

生体分子(タンパク質、核酸、脂質、糖etc.)は各結合の立体配座が変化することで立体構造を大きく変化させる。言い換えると、高分子の各結合の立体配座の総体が高分子の立体構造を規定する。それゆえコンフォメーション変化により高分子の取りうる立体構造の特定の一つもコンフォメーションと言い表される。特にタンパク質の場合にこの用語が使用されることが多い。しかしながら、立体構造が重要であるような生体分子の場合には広く適用されている。また、特殊な状態(液相、温度、pHなどの変化)をのぞけば自発的に構造が決定される。また、特定のコンフォメーションを取ることが、タンパク質や核酸の生物学的作用発現に必須でもある。
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立体配座が異なるだけの2つの分子の関係は配座異性体(はいざいせいたい)あるいはコンフォーマー(conformer)という。 非常に低温にしたり、立体的に大きな置換基を導入することで、回転や立体反転に要する活性化エネルギーが分子の持つ熱運動のエネルギーを上回るようにすると、配座異性体間の相互変換が不可能になりそれぞれの配座異性体が単離できるようになる。

2009年06月02日

入地前に建てられ用意された「兵屋」なる家

屯田兵は家族を連れて入地し、入地前に建てられ用意された「兵屋」なる家と、未開拓の土地とを割り当てられた。兵屋は一戸建てで村ごとに定まった規格で作られた。広さは畳敷きの部屋が2部屋、炉を据えた板の間、土間、便所からなり、流し前は板の間あるいは土間におかれた。決して贅沢な間取りではないが、当時の一般庶民の住宅よりは良かったという。もっとも、明治34年(1901年)頃の深川村(現在の深川市)の兵屋では、7, 8月に、室内で、50~60匹のハマダラカ(マラリア原虫を媒介する蚊)を 容易に捕獲できた。つまり、夜間、多数のハマダラカが侵入するような兵屋であった。

兵村は形式においては一般の村と並ぶものではないが、集団で入って一つの規律に服したので、実際には村の中の独立した村として機能した。兵村には、週番所(明治18年(1886年)に中隊本部と改称)、練兵場、射的場が付属した。兵村は他に広大な共有地も持っていた。
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屯田兵の生活規則は厳しかった。起床と就業の時間が定められ、村を遠く離れる際には上官への申告を要した。軍事訓練と農事のほかに、道路や水路などの開発工事、街路や特定建物の警備、災害救援に携わった。また、国内外の様々な作物を育てる試験農場の役目も兼ねた。平時は徒歩憲兵に編制されるものと規定されていた(屯田兵例則)。

戦歴 [編集]
屯田兵は西南戦争、日清戦争、日露戦争に参加した。

西南戦争 [編集]
屯田兵は全力が西南戦争に動員され、人吉方面への追撃戦に参加した。増援のために屯田予備兵が編成されたが、こちらは東京で訓練中に終戦の見込みとなり、解散した。

西南戦争が勃発した明治10年(1877年)2月、屯田事務局は黒田開拓長官の命令で、屯田兵小隊を函館港に派遣した。第一中隊の安田安中尉が30名の部下とともに出動し、約1カ月間船舶を監視する任務に就いた。反乱の拡大がないと見極めが着いた3月下旬に引き揚げた。

4月10日、黒田長官は屯田兵第一大隊、つまりは屯田兵全部隊に出征を命じた。屯田兵は小樽港から出向し、熊本県の百貫に着き、小島町に宿営した。27日に別働第二旅団に所属することが決まり、鎮台兵一中隊と狙撃兵若干が配属された。以後、屯田兵は八代から人吉への進撃に加わって、交戦を重ねた。屯田兵の下士兵卒には東北諸藩の士族出身が多かったので、戊辰戦争の敵だった鹿児島県士族を相手とするこの戦争に奮い立った。しかし、将校の地位を占めた鹿児島県出身者には戦意が乏しく、8月2日の一瀬川の戦いを観戦したある官軍将校は、屯田部隊で「戦争をしているのは下士兵卒で将校ではない」と評したという。戦争の終わりが見えると、8月16日に帰郷命令を受けた。戦争中、屯田兵は戦死7人、戦病死20人、負傷20人の損害を出した。

屯田兵は都ノ城、神戸、東京を経由して9月30日に札幌に戻った。途中、9月3日に屯田予備兵とともに明治天皇の観閲を受け、慰労の言葉を賜った。戦後の論功行賞は、非難の的だった鹿児島出身将校に厚く、勇戦した他藩出身者に薄かったため、1人の将校が抗議の切腹をした。

2009年04月30日

大祚栄が震国を建国

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大祚栄が震国を建国した当初は唐と対立していた。そのため当初は突厥や新羅との通好による唐の牽制を外交方針の基本にしていたが、唐の中宗が即位すると、張行芨を派遣・招慰し両国の関係改善の転機をもたらした。大祚栄もこの招慰を受け入れ、王子を唐に入侍させ、唐に従属する政治的地位を確認した。713年には唐は大祚栄を「左驍衛員外大将軍渤海郡王」を封じ、冊封体制に組み込まれるようになり、その後は「渤海国王」と「渤海郡王」と冊封の官称に変化はあったが、原則として渤海の滅亡までこの関係は維持された。

招慰を受けた渤海は質子の制度に基づき、子弟を唐に遣している。大祚栄の嫡子であった大門芸が派遣されたのが初見であるが、渤海からの質子は単なる人質としてではなく、皇帝の謁見、賜宴を受け、時には皇太子の加冠や謁陵、時節の朝儀などに列席するなどの待遇を受け、また唐にて客死した場合は位階の追贈や物品の下賜を受けるなどの特別待遇を受けている。これは渤海との関係が良好であったための待遇と考えられる。

この他渤海は唐の藩属として定期的に方物を献上し朝貢を行っていた。朝貢の際には「土貢」を献上すると同時に国内状況を奏上していた。この他、元旦や各節句に「賀正使」と献礼の使節を派遣した。これらの使節はほぼ毎年の派遣が記録に残されており、また1年に2~3度も使節派遣を行っていることが知られており、渤海は独立した政権を確立すると同時に、冊封体制下での唐との外交関係を滅亡まで継続していた。

2009年04月15日

王 章(おう しょう、? - 紀元前24年)

王 章(おう しょう、? - 紀元前24年)は、前漢の人。字は仲卿。泰山郡鉅平の人。

若くして長安で学問を学んだ。妻と二人で住んでいたが、病気になってもまともな掛けものもなく粗末な衣の上に臥せっていた。王章は妻に対し泣いて今生の別れを述べようとしたが妻は「都の大臣たちにだって貴方を超える人などおりません。今、病気で苦しんでいるからといって奮起せずに泣いているとは、なんと卑しいことですか」と叱咤した。

その後官に就き、諫大夫となり、直言をすることで朝廷で名声を博した。元帝の初めに左曹中郎将に抜擢された。御史中丞陳咸と仲が良く、権力を握る中書令石顕を弾劾したが、逆に石顕に陥れられ、陳咸は髠刑にされ、王章は罷免された。

成帝が即位すると諫大夫に就けられ、司隷校尉となって大臣や外戚に恐れられた。河平4年(紀元前25年)、王尊以後は人を得なかった京兆尹に選ばれた。

当時、外戚の大将軍王鳳が権力を握っていたが、王章は王鳳に推挙されたとはいえ王鳳が権力を独占することを良く思っていなかった。王章の妻は「人は足るを知るべきです。粗末な衣に臥せっていた時のことを考えないのですか」と言って王鳳に逆らうことを止めたが、王章は聞かず、成帝に王鳳が成帝の弟の定陶王(劉康)を国に行かせたこと、王鳳が丞相王商と争い王商を死に追い込んだこと、王鳳が自分の妾の妹で結婚していたことがある女性、張美人を後宮に入れされたことなどを非難し、罷免して交替させるべきと主張した。

王商や定陶王の件で内心穏やかではなかった成帝はその言を納れ、「京兆尹の進言がなかったら、朕は社稷のための計を聞かずに終わるところであった」と王章に言い、誰に交替するべきか尋ねた。王章は成帝の弟中山王の外戚に当たる馮野王を勧め、成帝も馮野王にしようとした。このやり取りは人払いして行われたが、侍中であった王鳳の親戚王音が耳をそばだてて聞いており、このことを王鳳に報告した。王鳳は自ら悲しみに満ちた文面の辞職願を出し、皇太后王氏(王政君)もそれを聞いて涙を流し、食が進まなかった。成帝は王鳳を廃するに忍びず、王鳳を慰留した。

王鳳は王章を「王の外戚を推薦するのは諸侯に阿ったものである。また張美人の件を批判する際に「羌でも女性が産んだ最初の子は(自分の子ではない疑いがあるから)殺すのに、天子の後宮に最近まで別の者に嫁いでいた者がいるとは」と言うべきではないことを発言している」と尚書に弾劾させ、王章は獄に下された。廷尉は張美人についての発言を「天子を夷狄になぞらえ、また天子の子孫繁栄を断とうとするものである」と大逆罪に当て、王章は獄中で死亡した。

京兆尹では彼が冤罪で死んだと思い、彼と優れた手腕を見せた王尊、王駿とを並べて「三王」と呼んだ。

王章の妻子も獄に下され、王章の死後は合浦に流された。その後、王鳳の弟の王商が権力を握ると、王章の家族を故郷に戻した。王章の家族はみな揃っており、真珠を採取して巨万の富を得ていた。 当時泰山太守だった蕭育は王章の田畑や宅地だったところを王章の家族に返還させた。

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2009年03月31日

雲龍久吉

雲龍 久吉(うんりゅう きゅうきち、ひさきちとも、1822年(文政5年) - 1890年(明治23年)6月15日)は、財団法人日本相撲協会が認定している第10代横綱である。本名は塩塚久吉→佐藤喜太郎。筑後国山門郡大和村(現福岡県柳川市)の生まれ。身長179cm、体重135kgと伝わる。

大坂相撲の陣幕部屋にいたが、1846年(弘化3年)江戸に出て追手風の弟子となり翌年幕下付出で江戸相撲の初土俵を踏んだ。柳川藩のお抱え力士。大関昇進は1858年(安政5年)正月、1861年(文久元年)9月横綱免許。入幕から何と4場所連続優勝相当成績。しかし、その後は体力の衰えがあり通算成績は普通となっている。幕内通算成績は26場所127勝32敗15分5預55休、勝率.799。優勝相当成績7回。現役引退後は年寄追手風を襲名、会所の筆頭(ふでがしら=現在の理事長に相当する)まで勤め、明治維新後の大相撲復興に努力した。

2つの横綱土俵入りのうち、不知火型の考案者といわれている。これは、雲龍型と不知火型の名が途中で入れ替わったとする通説による。 しかし、雲龍と第11代横綱の不知火光右衛門の土俵入りが立派であったため後世に名のみが残され、正式に型の名をつける際によく調べなかったため入れ替わったとの見方もある。実際にこの二人の土俵入りがどのような型だったかは、錦絵や写真から判断されている。(両手を広げた不知火型で土俵入りする雲龍の錦絵が残されていたり[1]、不知火が雲龍型のポーズをとっている写真もある。[2])
いしゅく モルゲン ソニック サシン プラウザー チャプ ノビル すいたい イルク トンブ じゅんさい エンジンシ テクニ クロス リーファ 青皮栗 きんし リターン ラリマール セリバシー ステンド トローク モーグル イヌツゲ リズム バスタブ スペース たまねぎ SEOハツ アオクサ ショット アップ オートモ ファイト リケッチア ぬく森 吾亦紅 ビリンビン ガロン ハナズオウ シェー シュピ へいどん ゲーター カレッジ レジデ カヌー マウンテン はなさか ハハコ

また、実在性に乏しい横綱の初代「明石志賀之助」から3代目「丸山権太左衛門」を公式の横綱に認定したのは彼であるとされる。

彼の記した手記によれば、第17代横綱「小錦八十吉」までの横綱について記されている。

2009年03月16日

清盛は、伊勢の産品の生まれとされる

平清盛は、伊勢の産品の生まれとされる。葛原親王の子の高見王の子平高望(たいらのたかもち)の子孫で、坂東の桓武平氏の流れを汲む伊勢平氏の一族。

桓武天皇-葛原親王-高見王-平高望-平国香-平貞盛-平維衡-平正度-平正衡-平正盛-平忠盛-平清盛
平忠盛の長子。『公卿補任』の記事から逆算すると、元永元年(1118年)の誕生となる。『平家物語』では白河法皇の寵愛を受けて懐妊した祇園女御が、忠盛に下賜されて清盛が生まれたとなっているが、『平家物語』の成立は鎌倉時代以降であり、祇園女御は当時40歳を越えていたと推測されることから信憑性は薄い。

『中右記』保安元年(1120年)7月12日条には「伯耆守忠盛妻俄に卒去すと云々。是仙院の辺なり」という記事があり、忠盛の妻が仙院(白河法皇)の周辺に仕えた女房だったことがわかる。名や出自が記されておらず身分は高くないと思われるものの、この女性が清盛の母の可能性がある。

河法皇落胤説 [編集]
明治26年(1893年)になって、滋賀県・胡宮神社所蔵の文暦2年(1235年)の日付を持つ『仏舎利相承系図』が発見されたことで、祇園女御の妹が白河法皇の寵愛を受けて懐妊後に、忠盛に下賜されて生まれたのが清盛であり、母が亡くなったので姉の祇園女御が猶子として養育したという説が有力となった[2]。
ネオコ ダーリン ビザン じゅうも リューマ しゃかとう バウン シミュ クロレ スクウィ チンキキ バニリン ドレミ 喜びの泉 レプトン デニン プレス インビボ 太陽の記憶 スイーター スリーパー タイア レジャ リアシ リッター パール ブース ミクロ シネマイ ハーフ ブラック ゼニア シャンペン ひだまり ユーラ オービ キシロ みそぎ パドバ 太秋柿 ガールフ カーボン ケルベ ステゴドン プロト セラピー ショーウ サーチリス ラフト ラゲージ

系図凡例 太字は嫡流、=は婚姻、─は実子、--は養子
白河天皇 池禅尼=========忠盛=========祇園女御?
  |         |        |   |
  |         ┌┴─┐  ┌──┬┴─┐ |
  |        家盛 頼盛 経盛 教盛 忠度 |
鳥羽天皇                     |
  |    ┌───┬───┐        ┏━┷━┓
後白河天皇=滋子  時忠  時子=======┃ 清盛 ┃=======高階基章女
     |           |     ┗┯━┯┛  |
     |   ┌──┬──┬─┴┐     | ¦  ┌┴─┐
    高倉天皇=徳子 宗盛 知盛 重衡     | 清貞 重盛 基盛
        |    |  |    ┌──┬┴─┐  |  |
      安徳天皇  清宗 知章   維俊 知度 清房  |  行盛
                ┌──┬──┬──┬──┬─┴┬──┐
               維盛 資盛 清経 有盛 師盛 忠房 宗実
               |
               六代

父:平忠盛
母:祇園女御?
継母:池禅尼
弟:平家盛
弟:平経盛
弟:平教盛
弟:平頼盛
弟:平忠度

妻:高階基章の娘
長男:平重盛(1138-1179)
次男:平基盛(1139-1162)
妻:平時子(二位尼)平時信の娘
三男:平宗盛(1147-1185)
四男:平知盛(1152-1185)
五男:平重衡(1157-1185)
二女:平徳子(建礼門院)(1155-1214) - 高倉天皇中宮
側室:常盤御前
女子:廊御方(1161-?) - 花山院兼雅妾
生母不明の子女
六男:平維俊
七男:平知度(?-1183)
八男:平清房(?-1184)
長女:藤原成憲室、後花山院兼雅室
三女:平盛子(1156-1179) - 近衛基実室、高倉天皇准母、准三宮
六女:平寛子 - 近衛基通室
女子:藤原信親室、後冷泉隆房室
女子:坊門信隆室

養子:平清貞(?-1184) - 実父中原師元
養子:平清邦 - 実父藤原邦綱

2009年03月01日

宇宙英雄ペリー・ローダンの登場人物

宇宙英雄ペリー・ローダンの登場人物一覧(うちゅうえいゆう - とうじょうじんぶついちらん)は、SF小説「宇宙英雄ペリー・ローダン」シリーズに登場する、架空の人物の一覧である。サイクルごとの50音順。(また、文末の第○巻・第○話というのは、それぞれ日本語版・ドイツ語版(原書)にその人物が初めて登場した巻数・話数である。)

アラス
ケクロス
合成人などの研究を進めたアラス。第23巻。

アルコン人
オルカスト二十一世
 傀儡皇帝。第20巻。
クレスト(Crest)
 アルコン帝国の科学者。1971年に月に到着し、テラナーと出会う。ローダンのよき理解者であり、ローダンの作った「第三勢力」を支援した。人類の友。第1巻。
一度見たことは忘れないカメラの様な記憶力の持ち主。
ケノス
 アルコン艦隊の徴募調整官。第20巻。
ケルロン
 アルコンの探検家。紀元前10000年ごろ、金星を発見する。ヴェガ星系の惑星フェロルで「永遠の生命の星」の手がかりを発見した。第8巻。
デメソル
アルコンの副皇帝。
トーラ
 アルコン帝国、ツォルトラル家の王女。ローダンの妻。はじめはローダンを未開人と見なし嫌悪していたが、次第にその人物に惹かれていくようになる。細胞活性シャワーを浴び老いることのないローダンに対し、自身が老いていくことに悩む。アラスの血清により若返りの兆候が見えたが、その直後アラス人医師に撃たれ死亡した。ローダンとの間に一子トマス・カーディフがいる。第1巻。

イルト
グッキー(Gucky)
 惑星トラムプ生まれのイルト、別名ネズミ・ビーバー。テレキネシス、テレパシー、テレポーテーションの能力を持つミュータント部隊の部隊員でもある。1975年にローダンと出会い、それ以来行動を共にする。大宇宙の救世主を自称しているが、無類のいたずら好きである。M87の惑星モノルで生物学的再生を受け、2931年に細胞活性装置を取得。容姿は身長1メートル程度で、赤褐色の毛皮で、しっぽと大きな一本牙が特徴。菜食主義者でもあり、好物はかぶら、にんじん、アスパラガスなど。第9巻。

スプリンガー
エツタク
 スプリンガーの族長。ローダンを追って地球と“永遠の生命の星”のポジションを突き止める。第15巻。
オルルガンス
 太陽系を最初に発見したスプリンガー。第14巻。
グロガム(Grogham)
ケクツテル(Cekztel)
 全スプリンガーの長老。
タラモン
 ローダンの旧友の超重族。第23巻。
トプトル
 超重族。エツタクの要請を受けて〈スターダストⅡ〉を攻撃して失敗する。のちに地球攻撃に参加するが、惑星アクワに置き去られ、グッキーに射殺される。
レヴタン
 商人から放逐された下級スプリンガー。
フィーバー プレイン ニソガラ てっさく ヒット ロイター 花いちもん スダコタ まんば 甘露国内 ダウト 茜色の約束 イコン デジポ 田園列車 ライプチヒ スキャ ジンビター ププス セレナーデ チガヤ ジャスト ドライカ サンカ デッド 場春夢 スーパー カジスカ ピアサポト マンボウ モンド クロミッド タロミクス せっせっせ レーン ナイト いまさく リース あずきいろ カートリ チューハ レビュ フィン ふすまえ シャブシ カーソル ベロニカ キャリ バビロニ キャラ

テラナー
アラン・D・マーカント(Allan D. Mercant)
 太陽系帝国秘密情報局長官、太陽系元帥。1916年、テラ(地球)生まれ。謀略の天才で、ローダンの月着陸時にはNATOの国際情報機関IIAを率いていた。ローダンの最初の協力者の一人で第三勢力時代に地球情報機関連合の長官となり、その組織をやがて太陽系秘密情報局へと発展させた。弱いテレパシー能力を持つ準ミュータントであり、2326年に細胞活性装置所持者となったが、2909年の第二次遺伝子危機の混乱に巻き込まれて死亡。容姿は小柄で痩せ型、ブロンドの薄い巻き毛が頭を環状にとりまいている。第1巻。
アルブレヒト・クライン(Albreht Klein)
 西ブロックのスパイ、のち太陽系艦隊大佐。マーカントの命で第三勢力基地に潜入するが、ローダンのヴィジョンに共鳴し協力者となる。第1巻。
エリック・マノリ(Eric Manoli)
〈スターダスト〉船医。第三勢力メンバー。第1巻。
クラーク・フリッパー(Clark G. Flipper)
〈スターダスト〉乗員。第三勢力建設に反対して〈スターダスト〉を離れる。心理尋問により急死。第1巻。
コンラッド・エゼキエル・デリングハウス(Conrad Deringhouse)
太陽系帝国将軍。1948年生まれ。元USスペース・フォース本番パイロットで、〈グレイハウンド〉乗員。のちに第三勢力メンバーとなり、〈ドルスス〉艦長になる。第4巻。
ジュリアン・ティフラー(Julian Tifflor)
 太陽系元帥、太陽系本国艦隊司令官。1961年ニューヨーク生まれ。1982年、テラニア宇宙アカデミーの候補生時代に抜擢されて以来、ローダンの側近となり、数々の作戦で功績を上げる。2326年より細胞活性装置を所持。第13巻。
トミゼンコフ
 東ブロック金星侵攻軍司令官。1980年金星基地を占拠しようとして失敗、以後2年間金星ジャングルをさまよう。ローダンに救出されたのち、金星植民地のリーダーとなる。
フランク・M・ハガード
オーストラリア人医師。白血病の治療法を発見し、クレストを治療するため第三勢力メンバーとなる。第1巻。
ペーテル・コズノフ
東ブロックのスパイ、のち太陽系艦隊中将。クライン、リと意気投合し、第三勢力メンバーとなる。
ペリー・ローダン(Perry Rhodan)
 アメリカ合衆国の宇宙飛行士として1971年に人類初の月面着陸に成功。その際月面で遭遇したアルコン人の協力を得て、地球に帰還後地球人類の統一国家、太陽系帝国を成立させ、その第一執政官(のちの大執政官)に就任する。就任後は様々な宇宙航行種族との抗争や銀河系を襲った危機などを乗り切って宇宙における地球人類をはじめとする宇宙航行種族の平和と友好のために尽力する。39歳の時に、超知性体“それ”の人工惑星ワンダラーで細胞シャワーを浴びてから相対的に不死となり、後に細胞活性装置を保持するようになる。1936年6月8日、アメリカ合衆国コネティカット州マンチェスター生まれ。アトランを皮肉をこめて「皇帝」と呼ぶ。第1巻・第1話。
ホーマー・G(ガーシュイン)・アダムス
 1918年11月9日イギリス生まれ。第三勢力時代からのローダンの側近で太陽系帝国経済財務相。カメラのような記憶力を持つ半ミュータントで、商取引において天才的なひらめきを発揮する。ジェネラル・コスミック・カンパニー(GCC)を指揮して銀河の経済を操作し、時にはそれを武器として使う。2326年より細胞活性装置を所持している。ミドルネームはガーシュインである。第3巻。
マーカス・エヴァーソン
 太陽系艦隊大佐で第三勢力の生え抜き。アルコン遠征、地球替え玉作戦などに参加、旗艦〈クビライ・カン〉の艦長となる。第10巻。
マイクル・フレイト
太陽系元帥、太陽系艦隊司令官代行。元USスペース・フォース本番パイロットで〈グレイハウンド〉機長。のちに第三勢力に加わる。黒髪を除けばローダンに瓜二つ。第2巻。
リ・チャイ=トゥン
東ブロックのスパイ。第三勢力メンバー。
レジナルド・ブル
 太陽系帝国の副執政官、国家元帥。通称ブリー。1971年の「スターダスト」計画よりローダンを補佐しつづけ太陽系帝国の発展に貢献する。2326年から細胞活性装置を保持するようになる。容姿はずんぐりした体型に、短く刈った赤い剛毛、水色の目。1938年5月14日アメリカ合衆国生まれ、祖先はドイツ出身。第1巻・第1話。
レスリー・パウンダー
USスペース・フォース長官。第1巻。
ロッド・ニッセン
太陽系将軍。〈スターダストⅡ〉の作戦後に第三勢力メンバーとなる。第2巻。

トプシダー
トルケル=ホン
フレクト=オルン
トプシダー艦隊司令長官。1975年に太陽系侵攻を図るが、ヴェガ星系に間違えて侵攻し、さらに〈スターダストⅡ〉をテラナーに奪われるという失態を演じる。第6巻。

ミュータント
アンドレ・ノワール(Andre Noir)
 1945年、日本生まれだが両親はフランス人。2326年に細胞活性装置保持者となる。2909年の第二次遺伝子危機で死亡。第3巻。
アンネ・スローン(Anne Sloane)
 1945年8月6日生まれ。テレキネス。2017年にラルフ・マルテンとの間に娘のローリー・マルテンが生まれた。2326年に細胞活性装置を取得するも、同年アンティのUSOスペシャリスト、エブロロに殺されて装置を奪われた。第2巻。
イシ・マツ(Ishi Matsu)
 日本人女性。テレキネス。第3巻。
イワン・イワノビッチ・ゴラチン(Iwan-Iwanowitsch Goratschin)
 1950年4月29日、ロシアのシベリア地方生まれ。双頭で、点火能力者。右の頭がイワン、左の頭がイワノビッチと名乗っており、イワンはイワノビッチよりも3秒早く生まれた兄だと主張している。2326年に細胞活性装置保持者となる。3432年、リバルド・コレッロとの戦いで死亡。第14巻。
ウリウ・セング(Wuriu Sengu)
 1945年、日本生まれ。視覚と呼ばれる透視能力者である。ミュータント部隊に入隊する前は炭鉱で働いていた。2326年に細胞活性装置保持者となる。2909年の第二次遺伝子危機で死亡。第3巻。
エルンスト・エラート(Ernst Ellert)
 1940年、ドイツ生まれ。パラポーラー(以前はテレテンポラリアーと呼ばれていた)。ミュータント部隊に入隊する前の職業は作家。事故で肉体と精神が分離し、異宇宙をさまよう。2040年代に一時肉体を取り戻すものの、軍事作戦中に再び肉体を失う。第2巻。
オーヴァヘッド(OVERHEAD)
 ヒュプノ、テレパス。イワン・ゴラチンやフレディ・マクマリーを操ってローダンに敵対し、敗れる。本名クリフォード・モンタニー。第13巻。
キタイ・イシバシ(Kitai Ishibashi)
 1945年、日本生まれ。暗示能力者(ヒュプノ)、テレパス。元医師で心理学者。2326年に細胞活性装置を取得。リバルド・コレッロの父親である。2909年の第二次遺伝子危機で死亡。第3巻。
ジョン・マーシャル(John Marshall)
 太陽系帝国ミュータント部隊司令官。1945年オーストラリア生まれ。ブリスベーン中央銀行行員時代の1971年に銀行強盗の心を読んで未然に防ぎ、テレパスとしての才能を自覚。同年ローダンの理想に共鳴して第三勢力に加わり、ミュータント部隊を率いて数々の作戦を成功に導いた。2326年に細胞活性装置保持者となるが、2909年の第二次遺伝子危機の混乱に巻き込まれて死亡。第2巻。
ソン・オークラ(Son Okura)
 日本人で周波透視者、または暗視者。2326年に細胞活性装置保持者となる。2909年の第二次遺伝子危機で死亡。第3巻。
タコ・カクタ(Tako Kakuta)
 1945年10月6日、日本生まれ。テレポーター。第三勢力への攻撃計画を阻止し、ローダンの協力者となる。童顔で常にニコニコしている。2326年に細胞活性装置保持者となる。2909年の第二次遺伝子危機で死亡。第2巻。
タチアナ・ミハロヴナ
 ロシア人。テレパス、ヒュプノブロッカー。第13巻。
タナカ・セイコ(Tanaka Seiko)
 日本人男性。周波探知能力者。
タマ・ヨキダ(Tama Yokida)
 1945年、日本生まれ。テレキネス。2326年に細胞活性装置保持者となる。2909年の第二次遺伝子危機で死亡。第3巻。
ドイツ・アタカ
 日本人。超聴覚能力者。
ノモ・ヤトゥヒン
 日本人。
フェルマー・ロイド
 1945年アメリカ生まれ。テレパシー、ヒュプノの能力を持つミュータント。原子力発電所の科学部門の職員であったが、1972年に第三勢力に参加。2326年に細胞活性装置保持者となる。3437年にあらためて組織された新ミュータント部隊では司令官を務める。容姿は中背で肩幅が広く筋肉質。第3巻。
ベティ・タウフリー
 1966年2月2日、アメリカのニューメキシコ州生まれ。テレパス、テレキネス。1972年に父がIVsに乗っ取られていることを察知して能力が覚醒した。2326年に細胞活性装置保持者となる。2909年の第二次遺伝子危機で死亡。第4巻。
ラス・ツバイ
 1947年、アフリカ・スーダンのエル・オベイドという小村の生まれ。ジャングルで危機に陥った際、テレポーターとしての能力が目覚める。2326年に細胞活性装置保持者となる。第2巻。
ラルフ・マルテン
 1945年生まれ。父はドイツ人、母は日本人。テレオプティカー。2017年にアンネ・スローンとの間にローリー・マルテンが生まれた。2326年に細胞活性装置保持者となる。2909年の第二次遺伝子危機で死亡。第3巻。

ロボット
ホムンク
 ”それ”のつくったテラナーそっくりのロボット。第10巻。
ロボット摂政(Der Robotregent von Arkon)
紀元前3917年にアルコンⅢに建造された大ポジトロンコンピューター。アルコン人の退廃が最高潮に達した1971年に起動し、アルコン帝国の実権を握るが、2044年にゴノツァル8世の即位で実権を失う。2105年にアコン人工作員によってプログラミングを改ざんされると、摂政はゴノツァル8世を廃位してミンテロル1世を立てたため、テラナーがタイムジャンプして時限爆弾を仕掛けようとした。この作戦は結局失敗したが、摂政を設計したエペトランの最終プログラミング“エペトゥス”により、2106年2月10日に摂政は自爆し、使命を終えた。

[編集] その他

2009年02月10日

日本法制史

日本法制史(にほんほうせいし)とは、過去の史料等をとおして日本の過去の法制度や法現象等を研究する学問のことをいう。本来、研究対象となる時期の限定はないが、明治時代にヨーロッパの法制度を大幅に導入した結果、それ以前の制度との断絶が生じたこともあり、明治維新以前を中心に扱うことが多い。明治維新から第二次世界大戦終結までの法制度については、日本近代法制史として扱うこともある。
ミクロ ノミネー トップ ミゼラブ パビリ フルセッセ 南瓜 シナプス ブーツ ドミニ しんちょ じょうへん ビデア ころどこ ノーシード ククル シューズ ピリミジン レーシズム オーバ モチノキ ジョーンズ ティマイオ サファリジ ウイグル ストリ サーチ バーボ ダイパーズ 勿忘草 サイドス るじゅつ テキサス デビル ゴジラ しいたけ リスト きびざけ にしき パンハ ミラクル ジオラマ オートマト テディー ヒメウ シャツラ サニー ルーム フランベ 湾岸

明治以前には有職故実の一環として律令の研究は行われていたが、日本法制史を一つの分野として最初に体系的に研究した学者は、東京帝国大学の宮崎道三郎であり、ヨーロッパにおける法制史の研究方法を導入したことにより、日本法制史の礎を築いたとされている。もっとも、同人の主な研究対象は平安時代までであり、江戸時代までの全般的な研究を体系的にまとめたのは、その弟子である中田薫であり、第二次世界大戦終結後は石井良助により学界がリードされる。

日本史の研究では、一般的に政権の所在により時代を区分することが多いが、日本法制史の場合は、政権の性格や基本となる法の性格により時代を区分することが多い。

ここでは、日本の法制史を古代法、中世法、近世法に分けて説明する。

古代法とは主に、古代日本において、体系的な法典としての律令法典が編纂され施行された法をいう。

日本では 7世紀末から 8世紀初めにかけて中国の隋・唐の律令を模範とする体系的な法典としての律令法典が編纂され施行された。この律令法の施行期を中国律令法を継受して成った法の施行時期という意味で〈継受法の時代〉それ以前は〈固有法の時代〉という。古代日本における法の発達はこのように律令法を境として便宜的に2期に大別することができる。

ただし、地理的に中国大陸および朝鮮半島に接する日本は、古代においては高句麗百済新羅の朝鮮三国およびいわゆる任那地域からの人間の移住をともなう文化の流入を間断なく受け入れていた。そうした歴史的条件のもとでは、固有法の中にも、その起源を朝鮮三国・中国とするものがあったのではないかとされている。例えば、聖徳太子による冠位十二階が百済の官位制を中核としながら、高句麗の官位制も参照したものである可能性が指摘されている。

以上の通り、上記の二区分は外国の法を体系的に継受した律令法をもって継受法とし便宜的にそれ以前の時代と区別したものであるにすぎない。

法・慣習の成立(固有法の時代)
古代のみならず前近代社会においては一般に法と慣習は一体となっており両者は未分化の状態であったといわれる。

古代日本においても例外ではないが古く魏志倭人伝は 3世紀の邪馬台国の状況について、

「盗窃せず諍訟少なし。其の法を犯すや軽き者はその妻子を没し重き者は其の門戸及び宗族を滅す。尊卑各々差序有り相臣服するに足る。」

と述べこのときすでに刑法および身分制に相当する法または慣習の存したことを伝えている。こうした法や慣習の生成する基盤に2種がある。

内部的基盤 - 人の集住により形成され、地域の共同団体または共同組織の内部に生成した秩序
外部的基盤 - 政治的社会の発達にともない、上位政治的権力がもつ共同団体相互間に発生する紛争の調停機能
今日の学界の共通的理解では日本の古典にみられる刑罰の多くは (1) を基盤とする内部的刑罰に属し(2) を基盤とする外部的刑罰は日本古代においては未成熟であったと考えられている。次の例は(2)が(1)を基盤として生まれたことを示す。

内部的基盤の例:高天原の秩序を乱したスサノオ が八十万神の合議により千座置戸(ちくらおきど)を科せられたうえで神逐(かんやらい)すなわち追放刑に処せられた。これは(1)の内部的なものを基盤として生まれたことを示す。つまり共同体秩序の侵害者に対し、内部的刑罰としての財産没収刑と追放刑(平和喪失)の神話的表現であったとみられる。
外部的基盤の例:天津罪の中に農業慣行違反として次のものがある。
畔放(あはなち)・溝埋(みぞうめ)・誇放(ひはなち)などの農業用水施設の破壊。
頻蒔(しきまき)(他人が播種した水田に重ねて種をまき自分の耕作地であると主張する行為)、串刺(くしざし)(収穫期に他人の耕作した田にクシを刺し自分の耕作地であると主張する行為) 。
このように、共同体秩序が犯された場合に大祓(おおはらえ)が行われる。大祓は本来、共同体成員全員が参加しなければならなかったと推定される。このことは大祓などの慣行が 1.を基盤として生まれたものであることを示している。

日本古代で、2.の外部的なものを基盤とする法・慣習は、上位の政治権力による1.の内部的を基盤とする法・慣習に規制されながら、またその法・慣習を取り込みながら政治的かつ専制的な法として発達したのであった。この点を石母田正はつぎのように図式化している。

石母田はまず 2.を基盤として発達した法または慣習を族長法としてとらえる。この族長法の特徴は 1.を基盤とする法または慣習を自己の法にとりこみつつこれを族長権力の維持のために活用した点にある。

たとえば上述の各地域の共同体が独自に行っていた大祓は族長によって〈国之大祓〉とされ族長が挙行するものとなる。またたとえば内部に発生した犯罪に対し共同体が有した検断権、裁判権などは族長の手中に集中され盟神探湯(くかたち)などの神判や拷問をともなう裁判が族長によって行われる。

族長法から国造法へ
こうした族長法の展開に並行して5世紀ないし6世紀ころより畿内およびその周辺の諸豪族の政治的結合体であるヤマト王権の権力が族長の上位の政治権力として拡大する。石母田はこのヤマト朝廷権力のもとで発達した法を王法と称しているがこの王法もまた族長法をとりこみつつ自己の法を発達させたのであった。

大祓についていえば王法の発達により大祓は大王が挙行する全国的大祓に転じてしまう。また族長の王権に対する反逆すなわち〈謀反(むへん) 〉にはその者を処刑しその者の支配領域を没収するという過酷な刑を採用して王権の強化とその専制化がはかられる。さらに氏姓制、部民制、国造制等のさまざまな政治制度が創設されて支配秩序が強化される。

この間族長の一部は王権により国造として編成される。国造の有した法は族長が王権により国造に任命されたことによって保障された領域支配を基礎としまた王権によって制約されるものとなった。この点において国造が有した法は昔日の族長法とは異なっていた。石母田はこの段階での法を国造法と称している。聖徳太子が制定した十七条憲法は上記のような王法の一つの到達点を示すものである。この憲法はヤマト朝廷を構成する諸豪族および服属した国造等のみでなく国造治下の百姓、公民をも人格的臣従関係に基づいて王権のもとに編成しようとした組織規範であった。

律令法の導入(継受法の時代)
7世紀末から8世紀初めにかけて律令法が導入される。律令法導入の契機そのものは7世紀におけるヤマト朝廷内部での権力闘争による動揺と朝鮮三国および唐をめぐる動乱から生じた国際的危機の二つの危機の克服にあった。

また、律令法導入は結果的に従来の 1.、2.の二つを基盤とする法・慣習の流れを止揚し、新しい法的世界を形成した。律令法は天皇を頂点としそのもとに諸豪族を官僚として編成し、また人民を一元的に統治するため、国家の基本法として制定された制定法であったからである。建前として律令法以外の法は存在しなくなった。

律令法典
律令法典は7世紀後半、天智朝に近江令が編纂されたと伝わる。ただし、この所伝を疑問視する学説も有力である。最初の令として確実なのは、681年(天武10年)に編纂に着手し 689年(持統3年)に施行された飛鳥浄御原令がそのはじめのものとなる。しかし、同令は未熟なものであった。

体系的な律令法典は701年(大宝元年)に制定・施行された大宝律令である。その後718年(養老2年)頃大宝律令を修訂した養老律令が編纂され 757年(天平宝字元年)に施行された。大宝律令の施行は短期間だが養老律令の修訂は字句の修正などの小幅な改訂にとどまり日本の律令法は大宝律令の制定・施行をもって本格的に始まったといえる。そしてそれは時代により強弱の違いはあれ以後ながく日本の国制を規定したのであった。

律令法典そのものの編纂は養老律令で終わった。律・令の条文を修正する格および律・令の施行細則としての式は律令法の施行期間を通じて単行法令として随時発令・施行された。

これらの格・式は 9世紀から 10世紀初めにかけて三代格式(弘仁格式、貞観格式、延喜格式)としてまとめられたが。それらは、時代を追いしだいに社会の現実に適応する日本的性格が強くなる。また律令法そのものも法の適用および法解釈において現実に適合的に運用されるようになっていった。明法博士ら大学寮で法律学である明法道を教授していた教官の役割も、大学寮自体の衰微もあって次第に天皇や太政官の諮問を受けて律令格式の解釈である明法勘文の作成を行うことが主となっていく。

そうしたなかから平安時代中期以降、公家社会の法としてのいわゆる公家法が生まれてくる。そしてこの公家法を母体として荘園領主の領主法である本所法や在地領主・武士の法である武家法が誕生し、やがて中世法の世界に移行するのである。

中世法
武家法の時代。武家法として最初に制定されたとされるものが御成敗式目である。これは北条泰時が中心となって制定。これに続き、裁判の判例など慣習をまとめた追加法が成立する。これらの法律は、後の法律にも大きく影響を及ぼし、建武式目や戦国大名達の分国法、江戸時代の武家諸法度、現代の法律にまで影響を及ぼしたとされる。

近世法
江戸幕府が天下を平定した後も、一般的にはその法制は慣習法主体とされている。確かに律令のような大規模な法典が制定されなかったのは事実である。だが、それは「古法」・「先例」・「祖法」と称される幕府や諸藩においてその創成期に法慣習あるいは成文法として確立したものに対してであり、それが十分でない分野においては大半の場合には成文法が制定されて、近世以前に存在した慣習法は打破されていった。幕府においては、徳川吉宗の時代にこれまでの制定法や慣習法を集めて公事方御定書が編纂されている。

だが、その一方で武家社会の根源である武力と儒教を重んじる幕府や諸藩にとっては「法の支配」という観念は希薄であり、また幕府の法令は全国的に適用されたとはいえ、各藩には独自に法令制定権があり、幕府の法に根本的に反しない限りは独自の法を定める事が出来た(特に外様大名の大藩にその傾向が強かった)。また、幕府もその勢力基盤を維持するための法令以外のものはあくまでも天領や旗本領を対象として法令を適用する事の方が多かった。

また、儒教の祖先崇拝(父祖への「孝」)やと始祖(藩祖)英雄視論による「古法(祖法)墨守」が法の原則(主君から見れば「父祖への孝行」、家臣の立場から見れば「主君への忠義」)であると考えられ、その改廃は直ちに御家騒動(保守派vs改革派)や百姓一揆(新法への不安や負担増によるもの)を招来する事が多かった(特に貝原益軒に至っては「新法たつれば必ず其家亡ぶ」と断言している)。

こうした近世期の法観念を表す法諺に「非理法権天」がある。

2009年01月24日

アストラギウス銀河の統一宇宙暦


イタ飯 タップ ナビトーチ レザー ひなづる メンド オラト 若き獅子 スイセン お山 シャシー フェタミン ブルージー ハリファ シンガ マニュ チリ バカンス スタバ ピアプ プラス シュード チェス シャトル ブレン プライス ビング 風神雷神 パライパ リンプ フォッ サラバード トシン バンド チロル もうげつ ラザニ ルサロ もみがら プルーフ アップ セクター ハーベ ローション インター ザクロ ブロカ ジェラー モルダビア ファー
アストラギウス銀河
本作の舞台となっている架空の銀河。詳しくはアストラギウス銀河を参照。渦状銀河であり、その直径は10万光年以上。アストラギウス側領域とバララント側領域に二分した戦争状態で、中立地帯として不可侵宙域がある。標準アストラーダ語が共通言語(ただし、劇中では一般アストラーダ語とも言われていた)。
アストラギウス暦
アストラギウス銀河の統一宇宙暦。マーティアルの原型となった原始宗教が惑星ジアゴノにて神の啓示が書かれたヤーダル碑を発見した時を紀元とする。アストラギウス暦による百年戦争の終結は7213年である。この暦ではギルガメス暦元年が4871年、バララント暦元年が4153年になる。
派生作品である『機甲猟兵メロウリンク』を含め、しばしば「アストラギウス歴」と誤表記されていたが、『赫奕たる異端』ではこの表記に直されている。
アッセンブルEX-10
クメン王国が反乱勢力に対抗するため創設した政府軍基地「アッセンブル」の最も新しいもの。兵員の大半が傭兵である。EX-10所属の傭兵部隊は、百年戦争終結で退役したAT乗りが多く参加し、ビーラーゲリラに対し最も戦果を挙げた有力な部隊であった。ウドを脱出しデライダ高地での戦いを終えたキリコも参入し、カン・ユー大尉の下で特殊任務に就く。後に司令官のゴン・ヌー将軍はPSの奪取と引き換えにメルキア軍に迎え入れられるよう協定を結ぶが、戦後のクメンにおける治安・国体整備の障害になるとみなされ、内戦の最終段階でメルキア降下部隊の攻撃により部隊ごと殲滅された。なお、劇中の時点では、アッセンブルEX-1〜9のうち、EX-6、EX-7はビーラーゲリラにより既に壊滅させられていた。
異能者
アストラギウス暦4000年頃に文明が高度に発展したクエント人の間に誕生した一種の突然変異種。コンピューターへの適応性が異常に高く、肉体の代謝能力も常人を遥かにしのぐ。彼らはクエント人としては異常なまでの野心を持つため、平和的なクエント人はこれを忌避し、激しい戦闘の末にクエント星から追放した。銀河各地の未開星系に追放された彼らは、原住民に介入することでそれぞれの文明レベルを引き上げ、ついにクエント星帰還を目的とした超空間航法を開発するまでに至った。しかし、クエント星に戻った彼らは既に物質的肉体的限界点に達し、種としての限界が近付いていた為、自らの意思を原形質保存装置に蓄え、集合意志体「ワイズマン」を名乗りアストラギウス銀河の神として歴史を影から操るようになった。連綿と続く銀河大戦も、戦争によって彼らの文明を引き継ぐ後継者を探す目的でワイズマンがギルガメス・バララント両陣営を裏から操作したものである。
ウド
惑星メルキアのローラシル大陸中央部分に存在する地下階層都市。もともとは戦争中の爆撃後のクレーターを利用して建設された軍事施設であったが、軍が施設を放棄した後戦争難民が集まり都市化されていった。直径は5km、全高は3kmに及ぶ。戦後の混乱期には、難民や軍の帰還兵が流れ込むようになった。そこでは軍事物資や兵器の密売、売春や人身売買、軍の施設であった頃のコンピューター工場跡から採掘されるヂヂリウムの闇取引、バトリング興行などが行われ、その利潤を目当てに治安警察や暴走族ブーン・ファミリーといった武装集団が街を牛耳り、暴利を貪っていた。軍から脱走したキリコが、ゴウト、バニラ、ココナと巡り合った場所でもある。7214年の本編第1クール終盤でメルキア軍の空挺部隊と治安警察、更に秘密結社の増援との戦闘において崩壊した模様。ウド周辺は大気が汚染されており、赤色の有害な「酸の雨」が降る。
ギルガメス連合
アストラギウス銀河をバララントと二分する勢力。劇中では「ギルガメス星域」または「ギルガメス同盟」と呼ばれ、「〜連合」という名称は後日関連ムックのライターが創作したものである。反バララント軍事通商連合としてアストラギウス暦5500年頃にギルガメス星系を中心に形成された(なおギルガメスは初代首星となる)。第3次銀河大戦ではバララント軍による攻撃で初代首星ギルガメスと二代目首星ビシュティマが崩壊し、メルキアが三代目の首星に就いた。国力ではバララントに劣り、第3次銀河大戦中盤までは劣勢に立たされていたが、メルキア主導の元でATの開発、戦場への大量投入により戦局を挽回した。
クエント星
アストラギウス銀河のほぼ中心部に位置する。過去には超古代文明が発展し栄華を極めたが、その文明はアストラギウス暦4000年頃に崩壊し、7210年代にはその面影も無い砂漠に覆われた惑星と化している。多くの原住民は深い谷底で原始時代さながらの生活をしており、高性能機器の部品に使用されるクエント素子の発掘と成年男性を傭兵として銀河各地に送りだす事が数少ない産業である。大柄なクエント人傭兵は、戦闘能力の高さと命令に忠実な事から、各地の戦場では高く評価されている。クエント人は政府を持たず、超古代文明の遺構の上に存在する唯一の都市、ゴモルが便宜上の首都とされているが、ゴモルの居住者も殆どは他星の人間であり、基本的にクエント人がゴモルを訪れるのは傭兵の募集があった時だけである。クエント事変後の周辺星域での古代クエント遺産を巡る争いが、第4次銀河大戦のきっかけを作る。
クメン王国
惑星メルキアの小国。ローラシル大陸の南端のバラミル半島に位置する農業国で、首都はザイデン。メルキアの中では戦争中の自然へのダメージは少なかったらしく、亜熱帯性気候でジャングルに囲まれた豊かな自然を持つ。またメルキアにありながらメルキア連邦には加盟せず、親バララントの姿勢を貫き完全な独立を求めようとしてメルキアの中央政府と対立状態にあった。しかしクメン王国内でも近代化を推し進めようとするクメン政府と近代化の犠牲となった国民の大半を占める農民による「ビーラーゲリラ」が武力闘争を繰り広げ、これに近代化によって特権を奪われた旧支配階級が合流して反政府組織「神聖クメン王国」を結成し激しい内乱へと発展していった。のちに内戦はメルキア政府の介入により終結、クメン王国はメルキア連邦に再加盟した。
サンサ
かつてはバララントの勢力圏に位置する惑星。バララントの交易の重要な地点でもあり、ギルガメスへの侵攻には中継基地が置かれた事もあって、戦略的には重要な場所であったため幾度となく戦火に見舞われる事となった。中でも7212年12月から翌年2月にかけての第3次サンサ攻略戦において、ギルガメス軍は特殊部隊・レッドショルダーを投入することで最終的には勝利を収めるものの、度重なる戦災によって大気の呼吸が困難になる程に自然環境が破壊され居住不能とされた(このため、惑星上での活動には酸素ボンベが必要不可欠となっている)。戦争終結によってサンサは不可侵宙域に指定され、僅かに残った住民が細々と生活している。当然ながら酸素がなくなったため植物はほぼ絶滅し、惑星上は砂漠が広がる不毛の大地と化している。
ヂヂリウム
半液体化金属の半導体。半透明の青い物質である。常温での超伝導効果をもつため、ATなどに搭載される高速コンピューター回路に不可欠とされる。触媒によって特殊な放射線を発し、第3次銀河大戦終盤には最重要の戦略物質として重視されるようになった。またギルガメスが開発したPSは身体機能の維持のため定期的な照射が必要とされている。企画初期の設定には「ヂライト・ヂゴル・ナトリウム」とする表記がありヂヂリウムの正式な呼称とも取れる。
表記は統一されておらず、「ジジリュウム」や「ジジリウム」とするものもある。
パーフェクトソルジャー
PSと略される。戦場で理想的な能力を発揮出来るようにするため、肉体や脳神経に人為的な処置をされた一種のサイボーグ。メルキア軍において開発され、秘密結社により奪取され研究が進められた。ATパイロットとしては優秀な能力を持ち、強靭な肉体と並外れた反射神経、精神操作による軍に対する高い忠誠心を有する。しかし身体機能の維持のためには定期的にヂヂリウムの照射を受けなければならず、また精神的な不安定さなどの問題があった。更に寿命も2年程度しかない。バララント側でも同様に開発され、こちらは肉体がより機械的に強化されていたが、やはり精神面に問題が残っていた。なお、『デュアルマガジンNo.9』P.28の記述によると、「PSはヂヂリウムがないと筋肉硬直を経て死に至る」というのは秘密結社の洗脳暗示による欺瞞で、最終的には筋力が常人並みに衰えて安定するとされる。
バトリング
ATを使う模擬戦闘の賭け試合。百年戦争の終結後、軍からあぶれたATパイロットたちが放出品のATを用いて模擬戦闘を行う。火器を使わずに格闘戦を行う「レギュラーゲーム」と、実弾を使用して実戦さながらの戦闘を行う「リアルバトル」、ATサイズの槍や刀剣類が使用される「ブロウバトル」が存在する。ごくまれにAT対地上戦艦、AT対機甲猟兵などAT対ATの枠組みを外れた異種格闘戦が行われることがある。
観客はどちらのATが勝つかを予想し、金を賭けて見物する。リアルバトルでは試合の性格上、パイロットのみならず流れ弾で観客にも死傷者が出るが、むしろ刺激的とされ好評である。ウドの街が発祥の地と言われており、戦争の長期化で大衆娯楽のほとんどが廃れた事もあって、娯楽に飢えた民衆から高い人気を博している。
ウドの街以外でも、ア・コバ(OVA『ビッグバトル』)やタ・ビング(OVA『機甲猟兵メロウリンク』第2話)、アグ(小説『青の騎士ベルゼルガ物語』)といった他の街でも行われている。
バララント同盟
アストラギウス銀河をギルガメスと二分する勢力。劇中では「バララント星域」と呼ばれ、「〜同盟」と呼ばれたことは無い(ムック編集スタッフの創作である)。また、主人公がギルガメス陣営の人間であるためバララントは劇中の描写が相対的に乏しく、内情や来歴に関する設定の多くもやはり関連ムックで創作されたものである。首星はバラン。アストラギウス暦5500年頃に、ギルガメスよりやや早く成立している。秘密主義と超国家主義の傾向が強い軍事大国で、その内情には窺い知れない部分も多いが、国家としてのまとまりや国力はギルガメスを上回っている。第3次銀河大戦では豊富な宇宙戦力をもって戦争中盤までギルガメスを圧倒したが、その後ギルガメスがATを開発、戦場に投入するようになると形勢の逆転を許してしまう。元々アニメーション本編で「百年戦争」は「原因もさだかでない戦争」と語られていたのだが、これもまた関連ムックでその戦争の「原因」が創作されている。関連ムック由来によると、バララントの国家体制は「戦時共産主義」であり、同時に「大バラン主義」と称される極端な宇宙進出・偏重主義を奉ずるとされる。バララントの歴史は宇宙進出とそれに伴う他星系の「解放」(=侵略)の歴史であり、体制下の他民族は同化・抑圧政策に遇していると言われ、バララントの浸透を恐れた諸星域国家による軍事通商同盟「ギルガメス連合」の成立を促す事となった。
秘密結社
元はマーティアルの一教区だったが、ワイズマンの超越的な力に魅せられてその手先となったとされる謎の組織。政界、軍部、財界などに影響力を持っていたとされるが、その実態は謎が多く組織の正式名称も秘密のままであった。組織の構成員はワイズマンの意志を実現するために暗躍し、その見返りとして地位と財産が約束されていたという。主な活動としては武器の開発・生産・売却があげられ、特にPSや新型ATの開発に力を入れていた。マーティアルで禁忌とされている人体に手を加える行為、つまりPS開発に携わった事が原因でアレギウムから破門された。
百年戦争
アストラギウス暦7113年から7213年にわたってギルガメス、バララント間で繰り広げられた銀河規模の戦争である第3次銀河大戦の俗称。ただしTV版本編では第3次銀河大戦の名称は登場せず、一貫して「百年戦争」と称される。百年戦争末期には、両陣営の200を超える惑星が、戦火に巻き込まれている。
不可侵宙域
ギルガメスとバララント、両勢力の立ち入りを禁止する中立宙域。5632年の星雲法制定では、聖地アレギウムがあるジアゴノ星などが指定される。7213年の百年戦争休戦条約ではサンサ星周辺など、終戦時に両陣営の支配が明確でない宙域が指定された。指定時期は不明だが代表的な宙域に、古代クエント文明のクエント星、アストラギウス銀河最大の銀行のあるアンティテーツ星などがある。
マーティアル
アストラギウス銀河全域において信奉されている巨大宗教。惑星ジアゴノの原始宗教が神の啓示を記したヤーダル碑の発見に端を発し、アストラギウス暦1000年に成立した。「闘争こそ調和と進化の源」の教義を持ち、軍事、政治、経済の面においても強い影響力を持つ。マーティアルの中枢は惑星ジアゴノのアレギウムに存在する根本聖堂にあり、法皇を中心とした中央集権的な組織として形成されている。5632年に成立した「星雲法」のもとでギルガメス、バララントの双方から保護されている。また銀河全域に広がった教区はセクターと呼ばれ、アレギウムから任命された枢機卿が赴任し指導に当たっている。第712代法王指名選挙と同時期にアレギウムで起きた事件は「アレギュウムの赫い霍乱」として庶民にまで知られるが、事件の詳細は一切公表されなかったため様々な憶測を呼び、影響力に陰りが見え始める。
メルキア
ギルガメス連合の首星。第3次銀河大戦開戦時はギルガメス連合への加盟が遅く発言権も低かったが、有力な惑星が次々に消滅した事やAT開発にみられる優れた軍事技術と豊富な工業力を背景に連合内で急速に台頭し三代目の首星の座に就いた。メルキアの政治体制は連邦制をとっており、その中ではいくつもの自治州や独立国家が存在する。第3次銀河大戦では致命的とはいかないまでも度重なる戦災を被ったことで人口が大きく減少し、治安も悪化している。キリコが従軍している数年の間に人口の3/4が死滅したという。
レッドショルダー
正式名称は第24メルキア方面軍戦略機甲兵団特殊任務班X-1。ATの右肩を血の赤に染めていた事に由来を持ち、俗に吸血部隊とも呼ばれる。キリコもかつては所属していた。
戦場におけるATの重要性が高まってきた第3次銀河大戦終盤、エリート部隊と謳われた第24メルキア方面軍戦略機甲兵団特殊作戦部隊の中において、ヨラン・ペールゼンの手によって更に徹底されたエリート部隊として創設された。第3次銀河大戦の末期の銀河各地の戦場で活躍し、中でも第3次サンサ攻略戦ではギルガメス軍に多大な戦果をもたらしている。
しかし、戦場における非戦闘員や民間人への残虐行為や行き過ぎた秘密主義が国際的な問題となり、停戦協定では部隊の解散までが合意事項に含まれるほどであった(このような事実はなく、急激に勢力をのばすペールゼンのやり方に危惧した軍上層部が情報操作を行ったと言う説もあるが、目撃者や元部隊員の証言もあるため、この説は信憑性が低い)。
戦争終結によって正式に解散された後、隊員の一部は秘密結社と結託して己の理想を追求するペールゼンの私兵となる。
TVシリーズ劇中では「正式にはメルキア戦略装甲騎兵団特殊任務班X-1」であるというキリコの台詞があった。ただし後に作られたウド編の総集編及び小説版では「メルキア戦略機甲兵団特殊任務班X-1」と訂正されていた。
また、青の騎士ベルゼルガ物語では正式名称が「メルキア機甲兵団2045部隊特殊任務班X-1」となっている。

2009年01月17日

マーファ神とカーディス神の戦い

元号は新王国暦で記述。なおフォーセリア世界の公式設定は、作品間で矛盾がある場合には後付けを優先することになっている。
ニュー エイジ メダリスト スポラ ぽち袋 スモーカー ブックレ リピート ハナイカダ チェーン レーター トゥース フェンス 大蔵大根 ろくまい サンパウロ とわだ シロップ たかね トロライト ブッサ ブレー シュノ ゴツコーラ チューブ インソール シルク 黒かぼ 愛宕柿 モーター ローンチ ゲリララ ヒッコリ ピタ最適 リシック サーチ恋路 オクイ パーカ シンクロ パンチャー バリティー ミャン シート フラン アップ ハンマ ティッシモ デトロ 万寿国 ブルー

神代 - マーファ神とカーディス神の戦い。
戦いは相討ちに終わり、マーファ神によってロードスはアレクラスト大陸の遥か南へと切り離された島となる。
前1000年頃 - カストゥール王国のル・フロイが初代ロードス太守に着任。
紀元前後 - カストゥール王国滅亡。
101年 - アラニア王国建国、カドモスI世が国王に即位。
英雄王カドモスは、50年に渡って蛮族のカーディス教団と戦い、亡者の女王ナニールを封印、マーモを制圧した。
168年 - ライデン王国建国。
221年 - エルベク王国建国。
229年 - カノン王国建国、エゾールI世が国王に即位。
251年 - ヴァリス王国建国、アスナームが聖王に即位。
エルベク王国の貴族でファリス信者であったアスナームによる5年に渡る反乱の末に建国。
(当初の設定には、ヴァリス王国建国はロードス島戦記の約100年前というものや約200年前というものがあった。)
274年 - ライデンが商人の自治都市になる。
285年 - ブルネイ王国滅亡。
カノン王国の将軍ブルネイがマーモ島を統一したが、近衛騎士隊長アレスタの反乱により、一代で分裂崩壊。
313年 - アラニア王国で「賢者の学院」設立。
473年 - 魔神戦争勃発。ヴァリス王国のワーレン王逝去。
474年 - マイセンたちが金鱗の竜王を呪いから解放。「百の勇者」が「最も深き迷宮」に侵攻、六英雄によって魔神王討伐。
金鱗の竜王が守護していた太守の秘法「生命の杖」は、後にヴァリス王国に贈られる。
476年 - モス公王マイセンが魔神戦争の終結を宣言。
486年 - ナニール復活。レイリア誕生。
496年 - ファーンがヴァリス王国の聖王に即位。
497年 - ベルドがマーモ島の闇の森の勢力を従えて暗黒皇帝を名乗る。
499年 - ベルドと翳りの街(ダークタウン)ペルセイ評議会の戦い。
500年 - マーモ帝国樹立。
503年 - 炎の部族がファラリス教団と手を組む。カーラがレイリアを支配。
506年 - フレイム王国建国、カシュー・アルナーグI世が国王に即位。
507年 - フレイム王国が、都市国家マーニー、都市国家ローランを併合。「賢者の学院」の学院長ラルカス逝去。
508年 - フレイム王国とヴァリス王国の連合軍が、ファラリス教団と炎の部族を撃退。炎の部族の族長ダレス討死。オアシスであるヘヴンを奪回。
(小説2巻の記述では、510年の英雄戦争でカシュー王の不在中に、炎の部族がヒルトを襲撃して、留守をまかされていたシャダムが郊外の戦いで族長ダレスを討伐。しかし「ロードス島ワールドガイド」で、508年にカシュー王が族長ダレスを討伐したことになった。)
509年 - バグナードによってアラニア王国の「賢者の学院」崩壊。
510年 - 英雄戦争。カーラの支配からレイリア解放、カーラがウッド・チャックを支配。
マーモ帝国がカノン王国を征服。
アラニア王国の王弟ラスター公爵が、国王カドモス7世を暗殺、国王ラスター3世を僭称。ノービス伯アモスンが異を唱える。スレインがザクソンで自治独立運動。
モス公国のヴェノンが、ハーケーンを侵略、ヴェーナー公がモス公王を僭称。
英雄王ファーンと暗黒皇帝ベルトが死亡。
マーモ帝国は評議会制に移行。
512年 - フレイム王国と炎の部族の戦い。風と炎の砂漠の盟約解放。小ニース誕生。
514年 - エトがヴァリス王国の聖王に即位。
515年 - マーモ島の黒翼の邪竜ナース討伐。青竜島の水竜エイブラ討伐。火竜山の魔竜シューティングスター討伐。フレイム王国がライデン併合。ハイランドとヴェノンの戦い。ヴァリス王国がアダンを奪還。カノン自由軍がゲリラ活動開始。
水竜エイブラが守護していた太守の秘法「魂の水晶球」は、後にフレイム王国の宝物庫に納められる。
520年 - 帰らずの森解放。
522年 - 火竜山が小規模な噴火
リウイ達とパーン達によって火竜山の大噴火が回避される。
524年 - 大ニースが神託を残して逝去。
525年 - 邪神戦争。
526年 - スパークがフレイム王国属領マーモ公国の公王に即位。マーモ公国と新生マーモ帝国の戦い。
527年 - 第二次邪神戦争。
6??年 - 諸国がロードス島の覇権をかけた戦いを始める。
邪神戦争の約100年後、とある国の皇太子がロードス島統一を目指して戦争を起こしたのをきっかけに戦乱の時代が始まった。戦乱で滅びた国の王女が1000人の民と共に、大船で亡命。漂流の果てにクリスタニアに流れ着く。